【雑記】 コウダクミ発言について考えてみた
2008.02.18 Monday
寝ているあいだに見る夢って、人によって「傾向」があると思います。私の場合は、とにかく追いつめられたり罪悪感にさいなまれたり、という強迫観念ネガティヴ系(根が暗いんでしょうか?)。だから目が覚めて「うわ、夢でよかった」って思うのは普通のこと。しかし今日は違いました。ただもう「うわ、ビックリした!」としか言いようがなかったのは、私(in夢)の横に自分のコドモ!が当然のようにいたからなのでした(現実は未婚子無しです)。って、他人の夢の話ほどつまんないものはないので、それはいーとして。既に古いネタになってしまっているかと思うのですが、倖田來未の「35ぐらいまわると、お母さんの羊水が腐ってくるんですね、本当に」発言(→詳細はこちら)にちょっとだけ考えさせられてしまった、今年35になる予定の私。
しかし、私は、コウダクミ個人が非常識かどうかについては全然興味がありません。それよりも、25歳の女の子がそう言わざるを得なくなってしまった背景のほうが気になってしまいまして。それってつまり、「30半ば過ぎたら女としてジ・エンド」っていう考え方から来ていることは確実ではないでしょうか。では、そんな考え方をしているのは誰か?と言ったら、どんなに若くたっていずれ確実に30過ぎにならざるを得ない女性側が、そんな自虐的なことを言い出すはずはないと思うんですよねぇ…。じゃあ誰がそんなことを考えたり言ったりしているの?と言ったら、たぶん今の日本の社会で力をもって活躍している男性たちなんだろうなぁ…と思ったのでした。
意外と自分では気がつかないものですが、女性って、男性の考え方を無意識のうちに内面化してしまっているものだと思うのです。どんな女性でも小さい頃から、父親をはじめ、周囲の男性に気に入られる存在になりたいと思って生きてきているはず。だから女性は、知らず知らずのうちに、男性の考え方を取り込んでいるのですよね。こんなやさぐれ気味の私だってそうですから〜(ね、女性って可愛い生きものなんですよー、本当に)。
そう考えると、ましてや若い頃からオジサマたちのご機嫌をうかがいながら仕事をしてきたコウダクミみたいな女性は、特に敏感に男性の考え方に順応せざるを得なかったはず。自分が本当にそんなふうに思っているかどうか、本当にそう思いたいかどうかとは全く関係なく、そう思わざるを得なくなってしまったってこともあるんだろうなぁ、と。可哀想だなぁ、と。「20歳を過ぎたらもうババァ」と公言する10代の女の子も多いそうですが、若くて可愛い女の子たちが、結局は自分を傷つけるような考え方をせざるを得ないだなんて…、本当に可哀想だと思って悲しくなりました。
ま、だからと言って私は別に、男性は敵だー!みたいに思っているわけでは全然ありません。特にフェミニストでもないですし、男性にはできるだけ気に入られたいと強く思ってますし(笑)。今思えば20代の頃はとんでもなくカン違いの大バカ女だったのに大目に見てもらえて、感謝の気持ちでいっぱいですし(笑)。ただ、現時点でそういう現状はあるんだろうなぁ、と、私なりに日本での社会経験をふまえて想像しました。良いとか悪いとかではなく。
でも思うのは、やっぱり女性は強く賢くなければいけないということかもしれません。と、自戒をこめて書きますけど。たとえば、社会においてこういう考え方をしている人たちがいる、だけど私はこういう考え方をしている、だったらとりあえずそれに逆らうことはしないけれども、同時に自信をもって自分の考えも持ち続けよう、そしてそれをきちんと後の世代の人たちには伝えよう、というような。つまり、複数の異なった価値観をもつことに常に耐えていかなければならないわけで、これは強くて賢くてちょっぴり黒くないと不可能なことです。純真で可愛いイイ子は、たぶん、男性の価値観にスッポリと取り込まれてしまうでしょうから(コウダクミのように)。
でも、人々の考え方や社会の常識というものは、徐々に変わっていくものですよね。本当に、確実に、人の感覚というのは変わる。わりと私は年齢にこだわらず知人や友人がいるほうだと思うのですが、たとえば40代の男性と20代の男性では感覚が全く違うということを強く感じます。
だから、日本だって、ヨーロッパのように「40代の女性はセクシーだ」なんていう感覚が特別じゃなくフツーにあるような、そんな大人の国になるかもしれませんよー。そうそう、以前、デザイナーでイラストレーターのたかぎスケッチさんから、卒倒するくらいイイ話を聞きました。彼女は以前N.Yで働いていたそうなのですが、かの地では、若いイイ男には何故かたいてい50代フランス女性の恋人がいたそうで。不思議に思って「どうして彼女を選んだの?」と尋ねると、「だって彼女はとても自由だから」と答えた、という話。あぁ。明らかな文化成熟度の差を感じてしまったのは、私だけでしょうか? まぁ、そういう国になるように私たち女性が頑張りましょ(笑)! とりあえず「目指せ!秋吉久美子(大好きー)」ってことで、もし子供を産むようなことが夢でなく現実に起こったとしたら、手始めに「子供は卵で産みたい((C)秋吉久美子)」とか言ってみようと思ってます♪
◆秋吉久美子は「格言」がお好き。
・オフィシャルサイトにおける格言ブログ。
・格言エッセイ『ドレスの下に』(青山出版社)発売中。
・クミコ格言集 (『Glamorous』2008年2月号)
「美しく生きる私の十戒」
1.与えよ、さらばモテる
2.知性は人生のつっかえ棒である
3.恋愛にはロマンチック力が不可欠
4.恋愛は四次元
5.人生も四次元
6.人間の身体は彫刻ではない
7.恋愛ではお互いに子育てするべき
8.腹をくくれる女が結婚できる
9.美しさは見せ方
10.歳をとって必要なのは人生への読解力
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