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【日舞】ペニンシュラホテルで踊りました。もしくは、不況とか、『アバター』とか。

2010.01.23 Saturday

つい最近お正月だったとは。もう2010年も半ばにきたような気さえしませんか? 私だけかな。なんというか、不況不況って言われ続けると、なんとなく盛り下がってしまって、お正月も盛り上がりに欠けがち、っていうせいもあるのかも。

だけど、不況不況って言われていますけど、確かに、原稿料が下がったりしてますけど(笑)、わりとこの不況な状況は好きだったりします。だって、人ってラクなほうが好きだから、いき詰まった状態にならないと物事を真剣に考えないし、物事だって、困った状態に陥らないと誰も変えようとしない。でもそれじゃあラクだけど、なんか、つまんない。そう、物事には真剣に取り組みたいんですよね! 切実に。私のような真面目な人種には、実はありがたい世の中だな、と。……そんなひねくれた解釈でもいいでしょうか(笑)? 


根がネガティヴなこともあり、大人になってから「何事も良い方向に前向きに捉えよう」という癖を強制的かつ無理やり身につけてきたせいか、私はわりとこの不況の時代は嫌いではないのです。何しろ、未だにのらりくらりと暮らしている私を心配して親がいろいろと言ってきますが、そんな時だってすかさずこう言えばいいんですから↓

「今の時代はね、昔みたいな高度成長期やバブル時代と違うんだから大変なの!! インターネットという新しいメディアも登場しているし、世界的な不況だし、従来の考え方や従来の価値観でやってたらジリ貧になっちゃうかもしれないんだからー!!!」

と、とりあえずこう言っておけば、親も問題を深くつついてきはしません。今だからこそ効く免罪符的なセリフ、これくらいのメリット活用しなきゃやってられないですよねー!(?)




そんなことはいいとして、先日も書きましたが、日本舞踊グループ「和楽」に入ってから、今月は踊り踊り三昧の日々でした。こないだのエントリーで「イベントの様子はまた改めてブログにアップします、って書いてあったのにいっこうにアップされないじゃん!」と友人に言われたので、舞台の様子などをレポートしたいと思います。

先日の大晦日、2009年12月31日、ペニンシュラホテルでのカウントダウンパーティ。

まず「和楽」代表の姫乃さんが1人で『島の千歳』を踊り、次に姫乃さんと私で古典舞踊『東都獅子』、次に、涼さんと飛鳥さんと藤乃さんの3人で、和楽オリジナルの和楽歌舞伎舞踊『一閃』、というプログラム。



『東都獅子(とうとじし)』



左:姫乃さん(「和楽」代表)  右:なぎ


  



『東都獅子』は常磐津の名曲で、明治40年に新橋芸者さんによって踊られた曲だそうです。実はこの曲は3年前、私の師匠である花柳美嘉千代先生の主催するあやめ会で踊った曲でした(フリは全く違いますが)。

ちなみに、2人が手にもっているのは「扇獅子(おうぎじし)」。扇には牡丹の花がついていますが、「獅子と言えば牡丹、牡丹と言えば獅子」ということになっているので(なってるんです……)、この扇獅子は「獅子」だと見なさねばなりません。そう、「記号」です。記号。「茶髪でレイヤーの入ったキムタク風ロン毛=イケメン」ってことになってるのと同じように(なってないか…)。




『一閃(いっせん)』



左:涼さん 中央:飛鳥さん 右:藤乃さん



『一閃』は、「和楽」のために和太鼓奏者の石塚由有さんが作曲した、オリジナル曲。日本舞踊とダンスをアレンジしたスピード感のある踊りと、情熱的な和太鼓のコラボレーション。とにかくカッコイイので、動画をぜひご覧になってみてください!!

『一閃』動画は、こちらです!




カウントダウン→ハッピーニューイヤー! 



この日はガラパーティで、同じ日に出演していたジャズシンガーの方の歌に合わせて、シャンパンで乾杯。 





楽屋にて。

和楽」のメンバーと、和太鼓奏者の皆さんで。



後列左より、「和楽」メンバー、飛鳥さん、藤乃さん、なぎ、涼さん、姫乃さん。
前列は、石塚有由さん。


無事終わってホッとしておちゃらけポーズをとる、涼さん(=私の尊敬する師匠花柳美嘉千代先生)と私。








というわけで、「和楽」での初舞台、無事に終わってよかったです! 実は、当初は私はこの舞台に出る予定ではなかったのです。が、10日前くらいに突然、「そうそう、大晦日のイベントなぎさんも出てもらうことになったからヨロシク!」と言われ、あわててフリを入れたという状態だったので。でも、こういうちょっと無理言われてサラッと「じゃヨロシク!」って言われる感じ、嫌いじゃない……っていうか、むしろ好き。なんか、嬉しい。なんか、ドキドキする。そう、これって、「物事に真剣に取り組みたい」っていう私の希望どおり、ってことなんですよね!! 

あー、やっぱり、日常にドキドキがなくちゃ。ほんの少しのスリルがなくちゃ。ハッキリ言って、それしか考えてないかもです、私。実際。

だから、さらなるドキドキを求めて、頑張って話題の3D映画『アバター(avatar)』も見に行きました。眼精疲労にも耐えました。確かにドキドキもしました、でもやはり映像でのドキドキには限界があって、精神的ドキドキの方が強烈だと思うのですよ。

いや、あの映像は凄いですよ、もちろん。だけどストーリー自体があまりに「フツー」すぎて(つまり、マトリックス+ナウシカ+ラピュタ+地獄の黙示録という意味で)カンタンに先が読めてしまうため、精神的な意味でのドキドキがあまりなく。だいたい、唯一「うわ〜〜こりゃフツーじゃないなーー!!!」とドキドキさせられたのがナヴィ星人のヴィジュアル(しかも3D)、っていうのもどうなんだろう、とか。「一体どんなマーケティングをしたらあのヴィジュアルデザインになるんだ?」とか、そこに興味シンシン。まぁ、ドキドキのさせ方としてはあのヴィジュアル(しかも3D)っていうのはアリだと思いますが、それにしてもスゴイな、と(笑)。マーケティング大国アメリカ。もしかして、あれこそが「マーケティングの行き着く先」なのだろうか? ……なんて、でもまぁああいう映画にそんな事を言うのも野暮というものなんで、「面白かったです♪ みんなも一度は見たほうがいいよ! 必見デス☆」と、女子ブログっぽく言っておきたいと思います。(いろんな意味で)必見♪ (何のエントリーだったんだっけ……)




■「和楽」ブログでも、新年の御挨拶を載せております。ぜひご覧くださいね。
こちら





 
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