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【着物】 キモノの時の髪型について! 〜ついでに、2009年まとめ。

2009.12.22 Tuesday

いつの間にか、もう年末! 早すぎる。時間がなさすぎる。このぶんだとすぐさ来年になってしまう!と、焦燥感の鬼のようになっています。昔、♪時が2人を追い越してゆく……という歌がありましたが(布施明『シクラメンのかほり』)、21世紀に入った現在に至っても、人気絶頂の超美人ハリウッド女優をオトして結婚までこぎつけた日本男性は布施明しかいない、という驚愕の事実に思いをはせる2009年年末。


さて、年末恒例?の今年のまとめとして、「キモノの髪型」についてまとめてみたいと思い立ちました。キモノを着る時に何が問題かって、実は髪型、ではないでしょうか? 

キモノを日常着にしていた時代、日本人は、女性も男性も髪の毛はちゃんとまとめるものだったわけで、髪をまとめることは「キモノスタイルの基本形」のうちに含まれています。それは良い悪いじゃなくて、そういうもの、なんですよね。

もちろん、髪の長さが肩より上の短い方はそのままでも問題ないと思いますし、明治時代以降、長い髪の毛をたらしたスタイル(例:女学生スタイルのような)も行われていました。でも、それはあくまでも例外と言いますか、基本形からはずれたスタイル。だからやっぱり、キモノの時は、なるべく髪はまとめておきたい。

……なんてことを言う私ですが、「キモノの時は髪の毛をまとめなきゃおかしい! まとめ髪以外はぜんぶダメー!」みたいな、またそういうギチギチな頭の悪いことを言う気はさらさらありません。むしろ、「髪をまとめればいいってもんじゃないのでは?」とも、言いたかったりします(笑)。

特に、「それをやると、蕎麦屋の店員さんか旅館の仲居さんになってしまうのではないか」と私が考える、2大NGまとめ髪がありまして。その1つが「前髪も含めたすべての髪を、ただひっつめにまとめただけの髪型」、もう1つが「リボンとネットがついたバレッタで、カンタンお団子にした髪型」。これをやるなら、まだ長い髪をたらしたり、三つ編みしたり、ポニーテールにしたほうがステキに見えるんじゃないかなぁ、と思うことも。これをやってる方がいらっしゃったら申し訳ありません。でも、ネットはやめたほうがいいですよ……ネットは。



要は、「キモノという形式に自分を当てはめること」が目的なのではなく、「キモノという形式を用いて自分をオシャレに魅力的に見せること」が目的なので、その目的に沿っていれば、何でもいいといえば何でもいいのです! 結論。



そんなことを言うお前はどうなんだ、って感じでしょうから、今年のキモノの時の髪型をちょっとまとめてみました。もちろん自分の髪型がオシャレだなどと言う気はないですよ。ただ、私もキモノの時はそれなりに髪をまとめようと自分なりに試みるわけですが、普段そんなことをやりなれていないので、何だかもうヒッシなわけです、毎回。着付けや帯結びにヒッシになる上に、髪の毛にもヒッシにならなければいけないわけで、もう家を出る頃にはヘトヘトに……とそれなりに苦労してるので、キモノの髪型に悩む方々の参考になればと思いカンタンにまとめてみました。




■夜会巻き。前髪おろしたヴァージョン。



普段のキモノのときは、たいていコレです。和風っぽくなりすぎないように、前髪を片方だけたらすのが好きです。

後ろはこんな感じです。Uピンでひたすら留めてます。





■夜会巻き。前髪をあげたヴァージョン。



この時は日舞の名取試験だったので、黒髪スプレーで1日だけ黒髪にチェンジ。あわせて、眉毛も、いつもの茶色ではなく黒のアイブロウで描きました(笑)。



■ポニーテール。



浴衣の時でもたいてい夜会巻きですが、この日は「月影屋」inラフォーレ原宿のお手伝いをしたので、和風っぽいというよりカジュアルな感じにしたかったので、トップを少しふくらませ気味にしたポニーテールにしてみました。

しかしこの写真、なんか、銘酒屋の女みたい……(笑)。「シンさん、寄っておいでよ」とは言わないけど。(参:樋口一葉『にごりえ』)。



■「小唄in神楽坂」に踊りで出演した時の髪型。





銀座のおねえさん御用達という「ロサ美容室」で、「あまり和風っぽくなりすぎないように」と注文したら、こんな感じで結ってくれました。横の毛先のうねりが、芸術。


で。帰宅後、この髪のまま洋服に着替えて、代官山UNITへー!



超カジュアルな、アメリカンアパレルのジャージ素材ワンピース&パンツでも、特に違和感なし! しかも、Deadbeatのライヴでガシガシ踊るも全く崩れず、でした♪


ちなみに、後ろはこんな感じです。フクザツな毛の流れなり。どこがどうなってるのかは不明。






■「月影屋」の重田なつきさんに誘われて、キセルパーティ@表参道GYREに行った時の髪型。



銀座の「Arrty」という美容院に、モモエリ(桃華絵里)ちゃんの切り抜き写真を持って行き、「和風アゲ嬢っぽい感じで!!」という意味不明な無理難題をつきつけ、結っていただきました(笑)。

キセルパーティで、柳家紫文師匠に偶然バッタリ。



柳家紫文師匠は、有名な音曲師さん。高円寺で「ちんとんしゃん」というお店を経営されていて、着物スタイリストの如月まみさんに連れて行っていただいて、何度かお目にかかっていました。このパーティでも三味線漫談を披露され、拍手喝采! 紫文師匠の本『紫文式 都々逸のススメ』も面白いですよ〜〜。



ちなみに、キセルパーティでの月影屋・重田なつきさん。



黒髪を大きく盛ってます。っていうか、、か、貫禄〜!! 姐さんいつもキマりすぎ!!

そのほかキセルパーティの模様は、こちらの月影屋サイトを御覧くださいね。




■さらにおまけ。赤坂をどりにて。

写真家の矢部朱希子さんに誘っていただいて出かけた、赤坂芸者さんの「赤坂をどり」に、京都(たぶん)の舞妓ちゃんと芸妓さんが来ていたのを発見。ずうずうしくも撮影してしまいました。





「割れしのぶ」に結ってるから、まだ若い舞妓ちゃんなんでしょうね。カワイイ。




というわけで、来年もいろいろな髪型にしてみたいですねぇ〜。キモノの時こそ、普段できないような髪型ができるのですから! でもたぶん、似合う似合わないもあると思うので、研究あるのみ、です。。




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